キミホハルバートさんの「AGUA」、そしてライモンダ。コンテとクラシックの中心を1つの公演で同時に踊る。長い舞台生活でも初めての挑戦でした。
リハーサルは、当然きつく、慣れなく、身体の調子はガタガタ。自分はやりこなせるんだろうか。舞台で、本能的にセーブしてしまうんでは、、、とか頭で考えて、不安になり、不安を打ち消そうと、稽古に打ち込みました。
それでも、本番のその時まで本当に不安で、、、舞台に立った。
なんて素敵な空間。そこにあったのは、水の世界。時には魚になり、水になり、そしてそこから人として水と戯れたり、嵐に取り残されて絶望から希望を見出し、また水に戻る。
幸せな時間を過ごしました。
本当に心も身体もキツイ期間でしたが、この作品と、そしてキミホハルバートさんという振付家とご一緒できて、自分の幸運をまたあらためて感じました。
ありがとうございました❤︎
そして、2度目の挑戦、ライモンダ。
何も訳がわからなかった一回目。堂々と正面を見据える事すら出来なかったあの頃から比べると、踊りを楽しむ事まで行き着くことが出来ました。舞台でまだまだ未熟なところがたくさんでしたが、、、また少し強くなれた気がします。本当に目瞑っても踊れる位の余裕。引退までに出来るかなぁ?(笑)
目標です!
舞台って、やっぱり怖い。特に日本は一回きりだし。失敗したらそれでおしまい。でもその緊張感があるから出るスーパースペシャルなものも確実にある。
自分の置かれている環境、持っているもの、全ての事が必然だと思えるようになった。後ろも見るけど、前に向かって歩いていたい。
今回は、ヤン先生と迎える最後の本番でした。すごく喜んで下さって。ヤン先生と過ごした2年間は、本当にバレエ人生どころか、自分の人生の宝です。でもそれも今の私だったからこそ得られたたくさんの事があった。何事も今の自分にだから起こっている意味がある。1つ1つに感謝をして、オープンに受け取れる自分でいたい。これからも。
本当に、本当に、関わってくださった皆々様、ありがとうございました。
いよいよ春、桜も満開ですね(*^^*)
良い春をお迎え下さいますように☆