いよいよあと数時間で今年も終わろうとしています。
今年も、いろいろなことを経験させていただき、感謝でいっぱいの一年でした。
今年は、三木の実家(携帯は圏外。ネットもつながらず、テレビもBSしかうつらない)
ではなく、北区の自宅で年越しをしていますので、1年を振り返ってみたいなと思います。
長文&絵文字も面倒なので使わない読みにくい文章になると思いますが
もし興味があれば読んでやってください♪自分の記録的な意味合いを込めて
書きま~す!
3月、小林早紀先生の発表会で踊ったチャイコフスキーパドドゥは、本当に楽しくて、
セレナーデを踊っていた時を思い出しました。
バランシンの作品は、私にとって本当に踊りやすいんです。またバランシンの
別の作品を踊ってみたい!!というのが現在の私の夢です!
そして、学園発表会!!
2年一度の大きな発表会は、先生としての気合をすべてつぎ込むところで、
消耗もすごいのですが、舞台で輝く生徒たちを見るとそんな事は飛んでいきます。
本当に充実した準備期間を過ごしましたし、舞台で生徒が結果もしっかり出してくれて、
先生として本当に満足した発表会でした。
また、ダンサーとしても参加した眠れる森の美女も忘れられません。
ずっとやってみたかったカラボスをやらせていただき、本当に楽しく取り組ませていただきました!
5月には、チャリティーガラにも出演させていただきました!
下村由理恵さん、佐々木大さんを初めとして著名な方々とご一緒させていただき、間近で踊りを見ることができて、とても勉強になりいい経験でした☆
コンクールで踊った「遠く・・・彼方に鳴り響く鐘」も、ずいぶん作り変え、とてもよい感じになったので、またどこかで踊ることができたらうれしいです♪
6月には、2つの公演。
「コッペリア」全幕、神戸女学院学校公演「アンネの日記」と「DANCE」
コッペリアは、初めて踊る友人の役がとても楽しかったし、久々のDANCEはやっぱりきつかったぁ・・・でも、初めにやった時の新鮮な気持ち、挑戦する気持ちが自分の中には今回なかったような・・・次にやることがあれば、もっともっと気合を入れて取り組まなければ!と思います。
7月は、なかはたまさ子先生の発表会。ドン・キホーテの真ん中をアンディと、また先生の振付作品にも参加させていただき、教室のみなさんと一緒に踊ることができてうれしかったです!
惜しまれるのは、このために新調したキトリの衣装が自分には合わなかったこと・・・作り直す時間もなく、このまま本番をしたのですが・・・後でビデオを見返してもやっぱり・・・似合ってない・・・残念です。
8月は、佐藤由子先生の発表会、そしてたつのでの県民芸術劇場。
由子さんの舞台は、いつ参加してもとても楽しい!すごくリラックスして舞台に臨むことができます♪今年は、オーロラを踊らせていただいて、9月の全幕に向けてたくさん課題を見つけることができました。たつのでは、オディールを。オディールは、自分の中で本当に踊るのが大変な役なので、準備にも時間がかかるのですが、なんとか短い準備期間で仕上げることができ、
またお客様にもとても喜んでいただけ、うれしい公演でした!
9月は、いよいよ「眠れる森の美女」全幕が。
6年ぶりに取り組んだこの作品。ずいぶん自分の中で変化があり、とても冷静な気持ちで取り組むことができました。バレエは一人で踊っているんではないんだということが、今では本当によくわかります。でも、誰かのために踊っているのでもないということも、わかりました。
もちろん、お客様のため、応援してくださっている人のため、指導してくださる先生方のため、
自分の踊りがうまくいくことでうれしく思ってくださる方がいることは本当に幸せなことです。
でも、やっぱりいちばん根っこのところにあるのは、自分のため。自分のために踊っているんだと思います。自分が納得いく踊りをしたい、自分が理想に描く踊りをしたい、目指すところまでいきたい、そんな気持ちがやっぱり自分の努力を支えているとそう思うからです。
話はそれてしまいましたが、この「眠れる森の美女」バレエ団の底力を見せる舞台になったと思います!妖精やディベルティスマン、ソリストがすべて違うダンサー!!それでも、レベルをそろえることができるようになった!本当にすごいことだと思います!
どんどん若い力も育ってきていて、自分もますます頑張って上がっていかなければ!と思います!
そして、10月は創作リサイタル!
「冬の旅」の再演。今回も光役として出演させていただきました!前回とガラッとメンバーが変わって、また新しい役を踊っているかのようなわくわく感♪引っ越しと時期が重なってしまい、とても大変な時期でしたが、舞台稽古ではやっぱりこの作品に参加できてよかった♪と思うくらいのクオリティの高さにびっくりしました!日本でこのような舞台を見ることはなかなかないと思いました。自分のバレエ団の公演ながらにそう思ったんです!身びいきでもなんでもなく。
私の目は嘘つけない目なので、これは本当にそうなんだと思います。
いくら親しい人の舞台でも、良いと思えないものはやはり全然響かないので・・・
そして11月は「ドンキホーテ」全幕!
ずっとずっとずっと楽しみにしていたキトリです!
本当に本当に楽しい舞台でした!1分1秒を、どの瞬間も、楽しみました!終わってしまったのがとてもさみしくて・・・しばらく余韻に浸っていたくらい(笑)
またやりたいな!キトリ、とっても楽しかったから!次やることがあればもっともっと余裕もでるだろうし、ちょっと悔いが残ったドルシネア・・・次こそはクリアにしたいと!!
そして12月!!いよいよ「くるみ割り人形」全幕と、野田高校公演。
野田高校公演ではオデットを踊りました!やはり、白鳥の湖、特にオデットを踊ると自分が舞台の上で何も着てないんじゃないか?!っていうくらいすべてを見せているような緊張感が・・・
一年に一回は白鳥の湖を踊る必要がやはりダンサーにはありますね!他の役とは全然ちがう緊張でした!!
「くるみ割り人形」では、お伽の国の女王。何度おどっても難しい役。それでも去年よりは前へ進んでいることを自分で実感できたのがうれしかった。この役を踊るときは、何かいつも自分の中で不安があった。今年も不安で仕方がなかった。でも今年、安心しても良いんだとなぜか思うことができて、もしまた次にできる機会があればもっと自信を持って楽しめる気が今はしています。
こうして振り返ると、今年も一年、本当にたくさんの事に取り組んで何かを得て、充実していました!!自分のなかで一番大きかったのは、新しい役だったキトリかな。
やっぱり、新しいものを吸収することがダンサーをしていく上で必要不可欠だなと思います。
こんなに恵まれていてまた欲張りだなと思われるかもしれませんが、「新しい作品」「振付家との出会い」「クリエイションの過程」が今何より望んでいることです。
再演を重ね、磨きをかける作業ももちろんとっても好きですし、大切なことです。でも、再演するその役をまた前回よりもう一つ二つ輝かせるためには、自分自身がもっと充実していなければ、中身が成長していなければできないことだと今年思ったので。
現状に甘えず、もっともっと自分を上げていかなければ・・・
これが、今年私が一番思ったことです。
来年も、まだまだ飛躍!!
天井知らずを目標に(笑)頑張りたいと思います!!
どうぞ、よろしくお願いいたします!!
みなさまが良い年をお迎えくださいますよう♪
願いながら・・・
↧
2011年、ありがとうございました!!(長文だし絵文字もなく読みにくい)
↧